ワーママで仕事・家事・育児の毎日に疲れてしまって、もう限界…そんな風にギリギリで生きているワーママは多いはず。私も9時〜17時+日によって残業ありのフルタイムワーママです。
身体や心が限界!となる前に、ワーママの疲れが少しでも改善されるよう、実際に私が試してみてよかった10の対処法を解説します。
ワーママで疲れている、毎日辛い、余裕がなくて子どもを可愛いと思えない…。そんなワーママに、この記事が役立ちますように。
目次
ワーママが疲れる日々を少し楽にする10の対処法
1.何が自分の負担になってるか知る
「どうしてこんなに毎日疲れてるんだろう?」
「体力が落ちたのもあるけど、それだけじゃない気がする。。。」
ワーママが疲れるのは、「常に時間に追われてるから」じゃないでしょうか?
家についたらすぐに夕食の支度しなきゃ。今日の献立はどうしよう、、、?20時までには夕食の片付けも終わらせて子どもをお風呂に入れなきゃ。21時には寝かしつけよう。夜、少しだけ仕事しなくちゃだから。。。
今日は24時くらいには寝たいな。。。
こんな感じで、タイムスケジュールを頭の中で組んで、できるだけそれ通りに進行しようとして生きてませんか。
毎日をこんな風に過ごしていたら疲れるのは当たり前ですよね。
では、具体的に何が自分の負担になっているのか書き出してみましょう。それが、ワーママの疲れる日々を楽にする第一歩だと思います。
例えば、私が一番しんどい時期に、負担になってた家事項目は下記のとおり。
それぞれどのくらいの時間がかかるか、も一緒に書き出しました。
(子育てについてはコントロールできないものなので、あえて考えないようにします。)
- 夕食の献立を決める:5〜10分
- 夕食作り:1時間
- 食材/日用品の買い出し:1時間前後
- 掃除機をかける:20分
- トイレ掃除:15分
- 洗面台の掃除:10分
- 洗濯物を干す作業:15分
- 洗濯物をたたむ作業:15分
- 布団カバーの洗濯:10分(家族3人分)
- 布団カバーの付け替え:20分
- 「食材/日用品の買い出し」
- 「夕食作り」
- 「掃除機をかける」
だとわかりました。
2. 必要な家電に頼る
自分にとって負担になる項目を洗い出したら、それらの解決策を考えます。
初期投資は必要ですが、家電を使うというのは、”時間を生み出す”には必要な思考です。
- 食器洗いはまとめて食洗機
- 洗濯物は数日分まとめてやる / タオルは乾燥まで洗濯機に任せる
- 掃除機はお掃除ロボットを導入して自動化
- オーブンレンジで完結する料理をメインにする
私は、上記4つすべて日常に組み込んでいますが、以前と比べて家事負担はかなり減った実感があります。
「でも、家電をそんなカンタンに買えないよ!」と思われると思いますが、例えば、お掃除ロボットは最新のものでなく旧モデルであれば数万円で買えます。
だいたい家電の寿命は長くて10年。もし、仮に5万円のロボットに10年毎日稼働してもらったら1日あたり、約7円です。(電気代は別)
- 掃除機にかける時間はほぼなくなる
- オーブンレンジで完結ならずっとキッチンに立ってなくて良い
- 食器洗いはまとめて食洗機なら手で洗う半分以下の時間で済む
- タオルを乾燥まですることで干す手間を省ける
これだけでも1日あたり、ざっと30分〜1時間ほど時間を生み出せます。毎日のことだから、20分でも30分でも時間の節約は大きな価値があります。
例えば、一日あたり30分時間を節約できたら、1週間で3.5時間、1ヶ月で14時間ゆとりが生まれます。1年で168時間です。
その時間を自由に使えるとしたら、新しいスキル習得もできそうだし、思い切り休むことも可能です。
3.思い切って仕事を休む
仕事を休むのが難しいという人もいるかもしれません。それでも、体調不良になるくらいなら無理をしてでも休んだほうが良いです。
私も20代前半のころ、自分の体力・気力を過信して「みんなできてるんだから私もがんばろう!」と疲れやストレスが蓄積していることを無視し続けた結果、急性胃腸炎になりました。
その結果、仕事を長期間休むことになってしまった経験があります。
そうなれば、仕事を1〜2日休む以上の経済的ダメージがあります。大ごとになる前に、自分の身体と心に耳を傾けてみましょう。
4.寝る
忙しいワーママは、基本睡眠時間が短かったり、あまり良く眠れなかったりしますよね。
でも、睡眠は本当に本当に大事。「最高のセルフメンテナンス」とも言われるくらい、本当に大事です。
どんなに忙しくても、ストレスを溜めてしまっても、ちゃんと睡眠をとれていれば身体は回復するしストレスもある程度解消されます。
子どもが小さいうちは夜も満足に眠れないし、忙しくて深夜まで起きてしまうこともしばしばあります。
毎日とはいかなくても、週に1〜2回はぐっすり眠れるように、家族や周りの頼れる人にSOSを出しましょう。
それでも、睡眠時間を確保できない場合は、仕事を休んででも、家事をほったらかにしても良いのでとにかく寝ましょう。
5.トレーニングを取り入れる
今はコロナ禍でジムに行くのは難しいですよね。でも、トレーニングは自宅でできます。
「ただでさえ疲れてるのに、トレーニングなんてやる気がしない…」という人もいるでしょう。
でも、騙されたとおもって身体を動かしてください。
私は主に自重で筋トレをしていますが、終わったあとの爽快感・達成感はクセになります。
筋トレをすると成長ホルモンがたくさん分泌されて、内臓や髪の毛・肌などの成長を促してくれます。細胞の生まれ変わりも促進するので、見た目だけでなく心理的に良い影響もあります。
筋トレでテストステロンという精神状態や意欲に影響するホルモンの分泌量もアップします。
過度な疲労感・倦怠感・不眠・肩こりなどの身体的症状や、気力/集中力の低下・イライラなどの心理的症状に悩む方は特に、トレーニングを1日5分でも良いので取り入れてみてほしいです。
ストレッチをするだけでも、全然違います!
Youtubeにたくさんトレーニング動画がでてます。私のおすすめは下記の動画です。
6.サプリメントでインナーから整える
「家電も今すぐには買えないし、トレーニングなんてやる気がでない…」
そんな人には、体内からアプローチするのもおすすめ。
ワーママは忙しいので自分のことを後回しにしがち。自分の栄養バランスまで頭が回らず、偏った食事で過ごしている人も多いと思います。
それならば、サプリメントなどで手軽に栄養補給をして身体の調子を整えてあげると、心もちも変わってきます。
特に胃腸などは神経系とつながっているので、内臓の調子が悪いと必然的に気持ちも落ち込みがちに。
私はこちらのサプリ
コラーゲンをはじめ、頑張る人ほど消費されてしまうアミノ酸を豊富にとれます。体内では作れないので食べ物から補う必要がある「必須アミノ酸」に加え、20種類ものアミノ酸が含まれます。
これを飲み始めて半年近く、夜の寝付きが良くなり、朝もすっと起きやすくなった気がします。睡眠の質があがると、多少短い睡眠時間でも朝すっきりと起きれます。
7. 香りに助けてもらう
香りも、あなどれない頼れるグッズです。アロマオイルじゃなくても、自分の好きな香りで良いと思います。
仕事で疲れたなーってときや、イライラするーっていうときに、私は自分の好きな香りをかいで一旦、負の感情を鎮めることを意識しています。
なので、デスク周りや枕元、お風呂などに好きな香りを置いておき、たびたび良い香りに癒やされています。
8.宅配サービスに頼る
仕事だけで1日のエネルギーを使い果たしてしまって買い物に行くのは最高に面倒くさい…私も日々そんな気持ちがあります。
自分の家事負担でもっとも時間を使っていたのも、食材や日用品の買い出しでした。ならば、スーパーに行くのをやめようと、ネットスーパーを使ってみました。
ネットスーパーで週1回まとめ買いをして、お肉やお魚は半分ほど冷凍。
すぐに使うものを冷蔵庫に入れておく。そうやって回していると、1週間くらいは生活できます。
足りないものなどがあったときだけスーパーに行って、必要なものだけ買います。
そうすると、重いものをたくさん持ち運ぶ必要もなく、1時間くらい時間も節約できて、さらにお金の管理もしやすくなります。
本当に面倒なとき・週に1回はパートナーに作ってもらう・何も考えたくない時用、とかそういう逃げ道を用意しておくと気が楽になります。
お料理キットとかはそういう時の救世主。とりあえず、見栄えも良いし簡単だし包丁使わなくて良い。
私もたまにお世話になります。【kit Oisix(きっと、おいしっくす)】
9.思い切って仕事を辞めてみる
もう体調が悪くて寝込みがち…そんなワーママは思い切って仕事を辞めましょう。
「そんな簡単に辞めれないよ」と思うかも知れないですが、会社は1人抜けただけではたいてい倒産しません。
会社に残された人は、その人たちなりに仕事を回すようなんとかするし、本来会社員は退職をする権利があります。(1ヶ月前に申告が必要とかそういう決まりは会社によると思いますので、雇用契約書等を確認してください)
会社よりも自分自身を大事にしてください。退職するのもエネルギーが必要だとは思います。
その場合、最近は退職代行サービスなどもあります。
少しお金はかかりますが、退職するまですべてお任せできるので、パワハラ系の上司がいたり、どうしても辞めづらい状況にいる方は、こういったサービスを使うのも手です。
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10.家でできる仕事にジョブチェンジする
今の仕事を辞めても、仕事は続けていきたい・キャリアアップは諦めたくない、というワーママも多いのではないでしょうか。
- 今の仕事内容がなんとなく合わない
- コロナ禍で毎日通勤するのはいろんな意味で怖い
- まだまだ社会で活躍したい
そんなワーママには、家でできる仕事をおすすめします。
今は、Youtube黄金時代とも言われ動画編集の仕事はかなり需要があります。
また、Webデザインなども独学でスキルアップして仕事をすることができます。
いずれも未経験からスタートして収入を得るのは可能で、自宅で完結できるため外出せずに収入を得られます。
私はフリーランスになって、動画編集・Webデザインを主な仕事にするようになってから、
自分の時間も確保できるようになり、何よりもキャリアアップをしている実感が持てて仕事が楽しいと感じることができ、生活の質が上がったと思います。
フルタイム稼働のワーママな私が病気になった話
これまで、家事効率化に関する本を読んだり、時短できること、負担を分けることができないか夫と真剣に話し合ったり、今の生活に至るには、紆余曲折ありました。
でも、何もしなければずっと疲れて人生どんよりしたまま。。。どうしてもそれだけは避けたいと思って、自分なりに工夫しました。
さきほどあげた「ワーママが疲れる日々を少し楽にする10の対処法」ですが、すべて私自身が試してみて、実際に楽になったことです。厳選された10の対処法です。
私は、もともと完璧主義というか、なんでも100%を目指したがる性格で、掃除もピッカピカじゃないと気がすまなかったり、料理も一汁三菜必ず作らなきゃと思っていたし、成長記録アプリに子どもの行動や食事量などを1時間おきにきっちり管理していたこともあります。
息子が7〜8ヶ月くらいのころ、不運にも自分がノロウィルスにかかり、不眠状態に陥り、食事もまともにとれないのが丸5日間くらい続きました。
そしたら謎の発作に襲われました。それから、なんとなく常に不安感があって、広い場所や身動きの取れない車やバス、電車などの状況に強い恐怖感を感じるようになりました。
なんか自分の様子がおかしい、と思って病院に行くと、パニック障害(不安障害)と診断されました。
ストレスが蓄積されてろくに休息もとらずリフレッシュも忘れていた当時の私は、相当疲れていたんですね。自分ではあまり気付いてなかったのですが。
パニック障害になってから、数ヶ月間、家から一歩も出れませんでした。寝てる時だけが唯一、心臓が落ち着いていました。
朝目覚めてから眠りに落ちるまでずっとずっと、不安で怖くて仕方がなかったんです。
その期間、自分とかなり向き合うことができました。
結果、「自分で自分を追い込んでいた」とわかりました。
自分に対して自分が負荷をかけていなら、自分が変われば楽になるかな、と思って1つ1つ、考え方を変えていきました。
そのおかげで今はだいぶ楽になりました。
- 洗濯は毎日やらなくてもいいや!
- 布団カバーは来週末変えればいいや!
- トイレ掃除はさっと便座だけ拭けばOKとしよう!
- 掃除はルンバを買おう
- たまには夕食は冷凍餃子でいいや!(息子がだいすき)
- 今日は特に疲れたから出前とっちゃお!
と、少しずつ自分の許容範囲を広げていきました。
掃除はしなくても死なないし、一汁三菜の食事じゃなくても栄養失調になることはないでしょう。
私のように自分の限界を迎える前に、自分をいたわる気持ちを忘れないようにしてください。
余談ですが、パニック障害になってしまった1ヶ月後、本当は安室ちゃんのラストライブに行く予定でした。
でも、広いスタジアムみたいなところに行くのはどうしても怖くて不安で、行ってみようとトライはしてみたけど、道中で発作を起こして諦めました。
未だに、悔いが残る経験です。本当に、行きたかった。。。。。
さいごに
本記事では、ワーママが疲れる理由や、具体的な負担項目の洗い出し、そして負担を軽くするための10の対処法についてまとめました。
でも、そもそも、ワーママはなぜ仕事をすることを選んだのか?
なぜ今の仕事をしてるのか?
誰のために仕事をしてるのか?
仕事をすることで何を得たいのか?
本記事がそれらについて考えてるきっかけになれば良いなと思っています。
それでは、また〜!
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