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ワーママ転職でエージェントを使う5つのメリット【元人材コンサルタントの解説】

「転職したいけど毎日忙しくて手が回らない…」「ワーママで転職は無理があるのかな…」
そんな風に考えて、ずっと変わらない生活を送っていませんか。

ワーママでも転職するのは可能です。でも、”人”や”時間“を有効に活用するのがコツ。本記事では、忙しいワーママが効率よく転職をするため、”転職エージェント”を使う5つのメリットを解説します。
転職したい・収入をあげたい・今の生活を変えたい。そんな方は参考にしてみてください。

ワーママ転職でエージェントを使う5つのメリット

エージェントを使う5つのメリット
  1. 転職サイトには載っていない非公開求人を提案してもらえる
  2. 会社の生の情報が聞ける
  3. 自分の代わりに企業にアピールしてくれる
  4. 面接日程の調整や給与交渉をしてくれる
  5. 履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる


1つ1つ解説していきます。

1. 転職サイトには載っていない非公開求人を提案してもらえる

企業の”最新”の求人は、転職サイトではなく「転職エージェント」が保有していることが多いです。

理由としては、大手の転職サイトなどで募集をかけ、一気に応募がきてしまった場合、人手不足になる・条件に合わない転職者が増えてしまう等のリスクがあるからです。

企業としては、欲しい人材をなるべく人件費や時間をかけずに、効率的に採用したいと考えるので、転職エージェントに直接依頼することが多くあります。

そのため、転職エージェントが非公開求人の情報を多く仕入れることができ、各求人の条件に合った人に提案することが可能なのです。

2. 会社の生の情報が聞ける

転職エージェントは、業界によって担当がわかれている場合が多いので、その分、各企業の内事情にも精通しています。

転職エージェントは、企業の人事から採用条件・欲しい人材の特徴など最新情報をヒアリングしているので、求人票だけではわからない生の情報をもっています。

実際の企業の雰囲気や、業務内容、上司の人柄なども把握しており、転職後に「なんか違った…」というミスマッチを事前に防げるのも転職エージェントを使う大きなメリットになるでしょう。

3.自分の代わりに企業や人事にアピールしてくれる

転職エージェントは、応募先の企業にあなたの推薦状を書き添えてやりとりしてくれたりします。あなたの過去の経験や実績、アピールポイントなどを的確に企業側に伝えます。

転職エージェントもあなたと同じ目的(=転職成功)を持っているので、あなたの魅力が最大限、企業に伝わるよう努めます。

企業の特色に合わせた面接対策も行ってくれるので、1人で試行錯誤して面接対策するよりも内定の確率がアップする傾向があります。

それは、転職エージェントが企業の人事と直接やりとりをする中で、企業が採用時にどこにフォーカスしているか、を把握しているからできることです。

会社や職種によって、重視したいポイントは異なります。スキル重視、経験重視、カルチャーに合う人材かどうか、など。

これらのポイントを抑え、

転職エージェント
「この企業は、カルチャーに合う人材かどうかにフォーカスしてるので、面接では企業のどこが魅力なのか、入社したとしたら○○○をしてみたい、というお話ができるようにしておきましょう」

と、的確なアドバイスをしてもらえます。

4. 面接日程の調整や給与交渉をしてくれる

転職エージェントは、個人でやると面倒な日程調整・入社日調整、自分から言いづらい給与交渉なども代わりにやってくれます。

また、複数の企業に応募する場合、転職活動がなるべく効率的に進むよう、企業の選考結果が同じくらいのタイミングで出るように調整してくれます。

例えば、A社・B社・C社と3社応募したいとなった場合、なるべく同じタイミングで書類審査を通します。

そうすると、同じくらいのタイミングで結果がわかります。面接に進む場合も、日程が空かないように、なるべく2〜3日の間にまとめて面接できるよう進めてくれます。

最終選考の末、内定をいただけたときに数社比較しやすく、入社の意思決定もしやすいのです。

5. 履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる

転職エージェントは、あなたに出会う前にも数え切れないほどの転職希望者と接してきています。履歴書や職務経歴書などの”良し悪し”などは、見てわかります。

あなたがこれまでに得た経験や実績をヒアリングし、会話する中で人柄を理解し、あなたの強みや魅力を整理してくれるので、自分では気付けなかったアピールポイントがわかるときも。

あなたにとって強みは1つだと思えても、企業にとってその強みが魅力的でなかったら「このひとはうちには合わないかも?」と思われてしまうかもしれません。

でも、転職エージェントがあなたの強み・魅力を整理し、アピールポイントが3つあるとすれば、企業によって強みを使い分けて書類を書いたり、面接をした方が確実に印象は良くなるでしょう。

洗練された履歴書・職務経歴書だと書類選考の通過率もアップする傾向にありますし、自分の強みを明確にできると面接もスムーズになります。

 

これら5つはすべて無料で受けられるサービスです。

エージェントが転職を本気でサポートする理由

ここで少しだけ、転職エージェントの仕組みを解説します。

転職エージェントとは、転職希望者の経験・条件・希望などをヒアリングし、人材を採用したい企業とマッチングをさせるサービスです。

基本的には、転職エージェントを利用するユーザーは無料でこのサービスを使えます。

「こんなに至れり尽くせりで無料なんて、大丈夫なの?」と思われるかもしれないですが、
転職エージェントは、人材採用を成功させたときに企業から「報酬」がもらえます。それが転職エージェントを運営する会社の売上になります。
報酬は採用した人の年収の約25〜35%くらいが目安です。(ケースバイケースなのであくまでも参考程度に)
転職した人の年収が高ければ高いほど転職エージェント側に支払われる報酬も上がるため、年収アップの交渉も積極的にしてくれるのです。

つまり、転職を成功させないとサービスとして成り立たないので、人と会社のマッチングを本気で考える、というわけです。

だから、転職エージェントは無料でサービスを提供し、転職希望の人をたくさん抱えることが大事なのです。

”人“と”会社”どちらも知っているエージェントだからマッチングが得意。いかにそのマッチングの精度を上げるか、は転職エージェントの肝でもあります。

求人は常に動いてるものなので、最新の求人や非公開求人は転職サイトを検索するだけでは出会えないのも事実。

例えば、

A社人事担当
「こういう人材が欲しいんだけど、誰かいない?」

と転職エージェントに相談します。

転職エージェント
「そういえばこないだお話したAさんなら、御社に合いそうです!」

とAさんを紹介する。

※この時点で、この会社の求人は世に出回っていません。

マッチングはこのようにして人と人の繋がりから生まれたりもするのです。

だからこそ、忙しいワーママが転職するならなおさら、転職業界の最前線にいるエージェントに頼るというのが賢い転職活動です。

転職エージェントを使って転職成功した体験談

私自身、転職エージェントを使って転職に成功した経験があります。

それは、自分が転職サイトで検索しても出会えなかった求人でした。最初は、「え、なにこの会社?聞いたことない。」と半信半疑でした。

ただ、その会社の事業内容や募集要項、条件・待遇面などは私が求めているものにピッタリだったんです。

そして、調べるうちにその会社に入社したいという気持ちが強くなったので、書類を提出することに。

履歴書・職務経歴書をエージェントにも添削してもらい、無事書類審査に通過しました。

また、面談日程の調整もしてくれました。当時、仕事が忙しく平日の夕方以降に会社を出れる余裕はありませんでした。

なので、「土日のどこかで調整できませんか?」と無理を承知で相談したところ、エージェントが交渉してくれて日曜に面談日を組むことができました。

会社によるのでこれは無理な場合は無理かと思います。でも、相談することで最初から諦めず、自分の仕事に影響を出さずに、転職活動することができたのはとても助かりました。

また、年収も希望額を上回る金額で提示していただきました。

自分ひとりでは、こんな転職はできなかったなぁと改めて実感したのを覚えています。

ワーママの転職におすすめの転職エージェント

人材コンサルタントをしていたころにわかったのは、どんな転職サイトであろうと持っている(公開されている)求人はほぼ同じ、ということです。とはいえ、複数登録しておくことをおすすめします。

「どこもほとんど同じ求人なら複数登録する必要はないのでは?」と思うかもしれないですが、最初から1社・1人のエージェントだけだと良し悪しを比較しようがないですよね。

相性やエージェントの得意な業界などもあるので、「自分に合うな」と思うエージェントを徐々に絞っていくのが良いと思います。

ワーママ転職におすすめ転職エージェント3選

さいごに

ワーママは忙しいので転職するなら転職エージェントをうまく活用した方が効率が良いです。うまく活用するポイントは複数人(社)比較すること。
そして、信頼できるエージェントを見つけたら、しっかりコミュニケーションをとってあなたの転職活動をうまく進めてもらいましょう。

現状抱えている問題や不満、キャリアアップへの想いなどいろいろな理由で転職を考えていると思います。

今いる場所だけが職場ではありません。

私の場合、当時の転職エージェントとは定期的に連絡をとって「もう少し年収を上げたいなー」というタイミングで一度ランチミーティングをしました。
結果、「いま(当時の)の職場の方が昇格の可能性が高いので、今は動かない方が良いかも。」というアドバイスをもらいました。

自分だけで悩むよりも、客観的に見てくれる人がいると心強いなぁと実感しました。

今回の記事は以上です。
それでは、また〜!

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