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【妊娠線はいつからできる?】妊娠線ができやすい人の5つの特徴と具体的なケア方法

妊娠初期だとまだお腹も出ていなくて、実感が湧きずらいですが、妊娠5か月にもなると少しずつお腹がぽっこりと出てくるのを感じるはず。出産の時には赤ちゃんは約3kgにもなっていると思うと、自分のお腹はどこまで大きくなるんだろう?と同時に気になってくるが「妊娠線」です。

できれば産後も、「来年の夏はビキニを着たい!」「旦那さんのためにも綺麗でいたい!」と思いますよね。

そこでこの記事では、妊娠線はいつからできるのか・出来やすい人はどんな人か・具体的なケア方法などをまとめました。
これからの過ごし方で産後の妊娠線の状態を左右するといっても過言ではありません!早いうちからしっかりケアして綺麗なお肌を保ちましょう。

妊娠線とは?

妊娠線とは、だんだんと大きくなるお腹の皮膚が伸び、皮膚の下にある真皮(後述します)が裂けることでできる断裂跡のことです。
お腹に限らずバストやお尻、太もも、二の腕までできるケースがあります。

人によって妊娠線の跡は違いますが、お腹の場合だと下腹部からおへその上あたりにかけて10数本の断裂跡ができることが多いです。メロンの皮みたいに無数にある亀裂のような跡ですね。

出産後は徐々に目立たなくなりますが、一度出来た妊娠線は完全に消えることはないそうです。。。妊婦さんの7割前後は妊娠線ができるようですが、ケアすることで妊娠線ができるのを防いだり、薄くすることは可能です。

これからも長く付き合っていく自分の身体。対策をしてできるだけ綺麗にしたいものですね。

妊娠線ができる原因

そもそも「皮膚」は、表面にある表皮とその下にある真皮(しんぴ)、さらにその下にある皮下組織の3層でできています。

妊娠など短期間で体重の増加などが起こると皮下組織が膨張します。表皮はある程度の伸縮性がありますが、その下の真皮は一部弾力性がないため大きく膨張した皮下組織に無理に引っ張られた状態になります。引っ張られたことによって、その伸びに耐えきれず真皮がところどころ断裂してしまいます。断裂すると皮下組織の色などが見えるため、赤みを帯びた跡になります。それが、妊娠線です。

一度、断裂した真皮や表皮は皮膚のターンオーバーでは改善されずらく、完全に消えることなく残ってしまうことがほとんどといわれます。

また、妊娠線ができる原因としてもう1つあります。それは、妊娠中にでるホルモン「コルチコステロイド」の影響です。

このホルモンには、肌の新陳代謝を抑制させる働きがあり、肌が新しく生まれ変わらず、古くなった肌はだんだんと弾力を失います。弾力が失われた肌は一層断裂しやすく、妊娠線の発生を加速させてしまいます。

妊娠でお腹が大きくなることに加え、ホルモンの影響で肌の再生力が弱まることも重なることで、妊婦さんの体は妊娠線が非常にできやすい状態になっているということです。

妊娠線が出来始める時期

妊娠をしてからお腹がぽっこりと出てくるのは早くて4か月頃、一般的には妊娠5か月目のころが多いといわれています。

そのため、早い人では妊娠5か月頃から妊娠線が気になり始めたという人もいますが、急激にお腹が大きくなり始める妊娠後期に入ってから妊娠線ができてしまったというケースが圧倒的に多いでしょう。

出産の経験がある経産婦さんは、初めての妊娠時よりも子宮が伸びやすくなっているため、もう少し早い時期からお腹が大きくなることが多いようです。

妊娠線ができやすい人の5つの特徴

妊娠線は妊婦さん全員ができるわけではなく、あくまでも個人差があります。
あまりケアをしなくても妊娠線が出なかった人もいれば、ケアしてても出てしまう人も。

それでは、妊娠線ができやすい人はどんな特徴があるのでしょうか。

1. 乾燥肌の人

乾燥肌の人は、脂性肌の人よりも皮膚が乾燥しています。乾燥というのは、すでに肌表面の潤いが不足して、柔軟性もなくもろい状態です。

つまり、皮膚に伸縮性がないので、妊娠線ができやすいといえるでしょう。

2. 小柄な人・痩せ型の人

小柄な人や痩せている人は、皮膚面積もそのぶん狭いです。でも、赤ちゃんはみんな同様に3kgほどまで成長しますので、もともと狭い皮膚面積に対して大きくなるお腹によって引き伸ばされた皮膚は、妊娠線ができやすい状態になります。

3. 多胎妊娠の人

双子や三つ子を妊娠することを、多胎妊娠といいます。赤ちゃん1人を妊娠している妊婦さんよりも、お腹が大きくなるのは当然ですね。

その急激に大きくなるお腹に皮膚が耐えきれず、一層断裂を起こしやすくなります。

4. 出産の経験がある人

出産の経験がある場合、初めての出産時と比べると子宮が伸びやすい状態になっています。

そのため、妊娠初期〜中期の頃からお腹が大きくでやすくなっており、早めのケアをしないと妊娠線も早い時期からできやすくなります。
最終的なお腹の大きさは、初めてでも2回目以降の妊娠でも大きく変わりはないことが多いようですので、早めの予防が大切になります。

5. 体重増加が著しい人

妊娠に伴い、体重が大幅に増えたという場合は妊娠線もできやすくなります。一般的に、赤ちゃんや羊水・胎盤・母体の必須増加分を合計すると7〜8kgの増加は一般的ですが、12kg以上の体重増加がある場合は、妊婦の余分な脂肪分となっていることが多く、その分、皮膚の伸びも大きくなります。

体重管理も大切な妊娠線予防の1つと言えますね。

妊娠線予防はいつから始めるべき?

妊娠線は、つわりが落ち着く妊娠4か月目〜5か月目頃から出始める人もいます。食欲が戻って食事を普通に取れるようになったり、赤ちゃんの成長が加速するのもこの時期のためです。
お腹の大きさや体重の変化が出る前に、十分な保湿をするなどしてコンディションを整えておくことで、断裂も起きにくくなります。

ケアを始めるタイミングとしては、遅くても妊娠5か月に入った頃と認識しておきましょう。もう少し早めにできそうであれば妊娠4か月頃から始めておくと、さらに妊娠線ができる確率も下がるでしょう。

妊娠線の3つケア方法

妊娠線の予防はいくつかの方法で、予防・改善することが可能です。ここでは3つの方法をピックアップします。

妊娠線予防1.保湿ケア

何はともあれ「保湿」です。保湿をすることで肌に弾力や伸縮性が出るため、皮膚断裂の予防に期待できます。

保湿ケアをする時にどういう商品が良いのか、迷うこともあるかと思いますが、妊娠線を予防する一番のポイントになるのが「油分」だそう。
そうなると、保湿効果が高いのは一般的に下記の順番になります。

オイル > クリーム > ローション

そのため、オイルを基本として妊娠予防することをお勧めしますが、妊娠線予防専用のクリームなどは進化しており保湿力も高くなっているため、あとは好みやコスパなどで納得した商品を選ぶのが1番だと思います。

筆者はオイルを使っていますが、

の3点の利点を感じるのでオイルを使っています。
半年〜1年は使い続けるので、継続しやすいお値段・好みの香りやテクスチャなどは大切ですよね。吟味してお気にいりの1品を見つけましょう。

妊娠線予防2.急激な体重増加を防ぐ

こちらも前述しましたが、特に妊娠後期に入ると急激に体重が増えやすくなります。毎月コンスタントに少しずつ増えるより、急激に体重が増えてしまう場合、皮膚も急激に伸びることになり妊娠線ができやすくなってしまいます。

1週間に200〜300g、1か月1kg程度の増加にとどめて、できる限り妊娠線の発生リスクを減らすことも予防につながります。

妊娠線予防3.サポート下着をつける

大きなお腹を支えることができれば、無理に引っ張られる皮膚への負担も少なくなり妊娠線予防につながります。

妊娠5か月に入った頃には使い始める人が多いと思いますが、腹帯やさらし、マタニティ用のガードルでお腹を支えてあげましょう。保湿オイルやクリームを塗った後に着用することで保湿効果も高まるでしょう。

妊娠線予防は継続することが大切

妊娠線の予防は1日にして成らずです。妊娠後期に1日ケアを怠っただけでも妊娠線ができてしまうこともあります。

毎日、そして継続して予防・ケアをしてあげることで妊娠線ができる確率をぐんと下げることができます。

例え、多少の妊娠線ができてしまったとしても、それ以上に増えないようにあきらめずにケアを継続しましょう。

まとめ

ここでは妊娠線についてまとめました。ママとなるとはいえ、一人の女性としてもできるだけ綺麗でいたいすよね。
妊娠前と比べて身体が動きづらくなる上に毎日ケアもするのは面倒だな・・・と思うこともありますが、お気に入りの香りや塗り心地の商品を選んで1つのリラックスタイムとなると継続しやすいと思いますよ。

筆者も毎日お風呂あがりにオイルを塗っていましたが、妊娠9妊娠か月に入って下腹部にうっすらと妊娠線が見えてきました・・・少しオイルを塗る頻度を上げて、出産後もケアを続けていき、なるべく綺麗な肌をキープしていけるようこれからも頑張ります!