【決定版】男の子の初節句の基礎知識・料理や衣装まで3分でぜんぶわかる!




初めての出産を経て新しい生活が始まると、赤ちゃんならではのイベントが目白押し!男の子の赤ちゃんをもつママ・パパは、5月の初節句に頭を悩ませているのでは?
筆者自身も男の子ママで、初節句って何?という疑問から始まりました^^;

この記事では、これから初節句を迎える赤ちゃんをもつママやパパに役立つ情報を凝縮したので、ぜひ参考にしてみてください!

男の子の初節句の基礎知識

そもそも節句とは、季節の節目に邪気をはらう行事のこと。そして、赤ちゃんが産まれて初めて迎える節句を「初節句」といいます。

女の子は桃の節句で3月3日、男の子は端午(たんご)の節句で5月5日に、今後の健やかな成長を祈りお祝いをします。

お雛様や兜などが初節句で用意されるのは、赤ちゃんに降りかかる災厄を代わりに引き受けてくれる守り神のようなものとされているためです。

男の子の初節句のお祝い

端午(たんご)の節句は「はじまりの午(うま)」の日を意味しています。午の月である5月最初の午の日に、菖蒲(しょうぶ)で厄払いする古代中国の風習が色濃く残ったと考えられています。

古代中国では悪霊祓いのため菖蒲湯に入ったり、菖蒲酒を飲む風習があり、それが古代日本に伝わりました。武家が力を持っていた時代のため「菖蒲(しょうぶ)」が「尚武(=武道・軍事を尊ぶこと)」と同じ読みになることから、端午の節句には鎧兜や武者人形を飾り、たくましく勇敢な男の子の成長を祈りお祝いする日となったようです。

鯉のぼりを飾るようになったのは、中国の故事「登竜門」に「鯉が竜門の滝を登ると滝となって天をかける」という一説があり、鯉が出世魚の象徴と考えられていたから。そのため、子供の立身出世を願い、鯉のぼりを立てるようになりました。また、男児が誕生したことを神に伝え、守護をお願いするための目印として鯉のぼりを飾るという意味もあるようです。(他にも諸説あり)

男の子の初節句には何を誰が用意すべき?

上記のような理由から、男の子の初節句には勇敢さや出世などを象徴する兜や鯉のぼりなどが飾られます。初節句のお祝いの席には、このような縁起物を飾ると良いでしょう。

誰が買う?

兜や鯉のぼりは高価なため、誰が買うのかはデリケートな問題ですよね。日本の風習では、母方の実家が買うのが一般的でしたが、今ではそのような風習も薄れてきているのが現状です。地域や家系の伝統によっても違うのです。

地域による違いは大きく関東と関西で分けられます。

江戸の文化が根強く残る関東では、父方の実家が買うことが多く、女の子が産まれたときには母方の実家が用意するエリアが多数派のようです。

一方、関西では赤ちゃんの性別に関係なく母方の実家が用意する傾向が強いみたいです。

両家の地域、それぞれの家系の伝統や文化、結婚資金等の兼ね合いなど、誰が買うのかまたは折半をするのか、きちんと話し合いをすることが必要です。

また、必ずしも両親が購入しなければいけないわけでもありません。親に甘えずに自分たちで用意するケースも増えています。「自宅に飾るスペースがないからコンパクトなものが良い」「出し入れが手間だから通年置けるようなものがいい」などさまざまな希望もあるでしょう。

大事なのは、誰が購入するのか、どんなものを飾りたいかを明確にしておくことです。

飾る時期は?

初節句の2ヶ月ほど前には準備を始めましょう。家紋や名入れなどのサービスがある場合は、届くまでに1ヶ月前後かかることが多いので、注文・購入はお早めがおすすめ。

飾る時期は、早くて4月上旬、遅くとも初節句の1〜2週間前までには飾るのが良いとされています。

初節句のお祝いが終わったあと、五月人形は守り神として通年飾るご家庭も少なくないようですが、5月下旬には梅雨の時期となり湿気が心配です。片付けるならば、5月中旬頃のお天気の良い日がベストでしょう。

五月人形(武者人形や兜、甲冑)

兜は見た目の豪華さや強く勇敢な印象があり、両親からの贈り物としても人気が高いです。最近では、兜と一緒に飾られる名前旗も人気。赤ちゃんの名前・産まれた日を入れてもらえたりと、オリジナリティを出せるため写真撮影にも最適です。

鯉のぼり

最近では室内に飾れるコンパクトな鯉のぼりが人気ですが、戸建てにお住まいの方などはベランダに大きな鯉のぼりを立てるのも、季節行事として素敵ですよね!

男の子の初節句ではどんな料理を出す?

実のところ、端午の節句に決まった料理はありません。ただ、お祝いの日なので縁起の良い食材やそれぞれの事情・文化に従ったものをいただきます。

男の子の場合は、柏餅やちまきが古代中国より食されています。また、カツオや筍も定番の食材ですね。

男の子の初節句のお祝いにピッタリな食材・料理とは?

縁起物の食材・料理とその理由を下記にリストアップしました。

赤飯 古来より赤色は邪気祓いや厄除けの力があると信じられていた
柏餅 柏餅を巻く葉は「春に芽がでるまで古い葉を落とさない」ことから「子供が成長するまで親が生きられる」という縁起担ぎ
ちまき 古来中国で邪気を祓う、厄除けなどの意味をこめて食べられている
たけのこ まっすぐと上に伸びるので縁起が良いとされている
カツオ 勝 男 に通じることにより縁起が良く、旬のものでもあるので良く使われる
ブリ・スズキ 出世魚と言われている(成長とともに名前が変わる魚の代表格)
おめで「たい」という語呂で日本ではお祝いごとで食べられる高級魚
黄金色に輝く財宝にたとえ豊かさを表す。山の幸の代表格で「勝ち栗」として縁起が良いとされている

献立に迷ったときはコレがあれば間違いなし!

初節句などの行事は、たくさんの人を招待したり何かと事前準備が大変です。お料理をゼロから作るのは小さな赤ちゃんがいるご家庭ではなかなか難しいという方も多いのではないでしょうか。
また、お祝いの席で用意するお料理は普段とは勝手が違うので、扱いずらい食材や作り方がわからないものも多いです。(私がそうでした。)すべてを手作りではなく、一部お店から取り寄せたりするだけでも準備にかける時間を削減できますし、心にもゆとりができるので下記のようなものを頼むのもおすすめです。

男の子の初節句にはどんな衣装を着せる?

初節句の衣装も特に決まりはありません。伝統としては「陣羽織(じんばおり)」が定番です。昨今では、月齢が低い赤ちゃんへの配慮や、動きやすい格好をさせてあげたいとの思いから着脱のしやすいロンパースや、タキシードなどを着せるご家庭も増えているようです。

ロンパース

月齢が低い場合やお着替えが必要な赤ちゃんに。

陣羽織

本格的な衣装で、雰囲気をより伝統的にしたい方に。

タキシード

スタイリッシュなお祝いの席に。

初節句でお祝いをもらったらお返しはどうする?

兜や鯉のぼりは買おうと思うと少々値が張りますよね。両親とはいえ高価なものをいただいた場合、「お返ししなきゃ!」となると思いますが、両親への「お返し」はあまり神経質になる必要はありません。兜や鯉のぼりは、経済力をもたない赤ちゃんに対するプレゼントなので、ありがたく受け取りましょう。

もっとも良いお返しは、初節句のお祝いの席にご招待して、一緒に赤ちゃんの成長をお祝いすること。

遠方にお住まいの方や、どうしても都合がつかずお祝いの席に来られない方からお祝いをいただいた場合は、いただいたものの3分の1〜半額ほどの品物を贈ると良いでしょう。品物に特に決まりはありませんが、一般的にはお茶菓子やタオル等の実用品、商品券やギフトカタログなどが人気なようです。

初節句を幸せな一日にしよう

初節句はお金がかかったり、料理に時間がかかったり、準備するのも一苦労ですよね。でも「こうしなければいけない!」という決まりありません。赤ちゃんが無事に初節句を迎えられたことの喜びと、今後の健やかな成長を親しい人たちと一緒にお祝いできることがなによりの幸せです。

家事・育児で忙しい日々を送るママやパパは、がんばりすぎないのも大切!2人が笑顔でいることが赤ちゃんにとっては一番嬉しいはずです。みんなが笑顔で過ごせるよう、うまくお店やモノを使って、身も心もゆとりをもって初節句をお祝いできると良いですね。